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毛穴・ニキビケアでやりがちな失敗

毛穴の黒ずみやニキビが気になると、「とにかくしっかり洗って、皮脂を取り除こう」と考えがちです。気持ちは自然ですが、力を入れすぎたケアが、かえって肌の負担になってしまうこともあると言われています。ここでは、毛穴・ニキビケアでやりがちな失敗と、見直しのポイントを整理します。なお、症状が続く・悪化する場合は、自己判断せず皮膚科の受診を検討してください。

失敗1:1日に何度も洗顔してしまう

皮脂やテカりが気になると、洗顔回数を増やしたくなります。ただ、洗いすぎると必要なうるおいまで奪われ、肌が乾燥しやすくなることがあります。乾燥を感じた肌が皮脂を出そうとして、結果的にベタつきが気になる——という悪循環につながる場合もあると指摘されています。一般的には、洗顔は朝晩の1日2回程度を目安にし、皮脂が気になっても回数を増やしすぎないことがすすめられています。

失敗2:ゴシゴシこする・強い力でパックする

黒ずみを取りたい一心で、ブラシやスクラブで強くこすったり、毛穴パックを頻繁に使ったりするのもやりがちな失敗です。摩擦は肌への刺激になりやすく、赤みやヒリつきの原因になることがあります。洗顔のときは、泡を立ててやさしく洗い、こすらないことが基本です。すすぎはぬるま湯で行い、タオルで拭くときも押さえるように水気を取ると、摩擦を減らせます。

失敗3:気になる部分だけを触りすぎる

ニキビや角栓が気になると、つい指で触ったり、潰したくなったりします。しかし、手で触れる回数が増えると刺激や雑菌の付着につながりやすく、跡が残る原因にもなり得ます。気になってもむやみに触らない・潰さないことが、結果的に肌のためになります。

失敗4:保湿を省いてしまう

「皮脂が多いから保湿はいらない」と考えて、化粧水だけで終えたり、保湿そのものを飛ばしたりするのも見直したいポイントです。脂性肌・ニキビが気になる肌でも、うるおいを保つことは一般的なケアの基本とされています。ベタつきが気になる場合は、さっぱりした使用感の保湿を選ぶ、量を調整するなど、省くのではなく「合わせる」方向で考えるとよいでしょう。

失敗5:紫外線対策を後回しにする

毛穴やニキビのケアに気を取られ、日焼け止めをおろそかにしてしまうこともあります。紫外線は乾燥やくすみなど多くの肌悩みに関わるとされ、日中の紫外線対策は多くの肌タイプで意識したいケアです。ニキビが気になる場合は、肌への負担が少ない使用感のものを選ぶ人もいます。

見直しの基本は「引き算」から

毛穴・ニキビが気になると、新しいアイテムをどんどん足したくなりますが、合わないものが混ざると原因が分かりにくくなります。まずは洗いすぎ・こすりすぎ・触りすぎを減らすという「引き算」から始め、落とす・うるおす・守るの基本を丁寧に整えるほうが、状態を観察しやすくなります。新しいアイテムを足すときは一度に1つずつにし、変化を確かめるのがおすすめです。

セルフケアで抱え込まないために

ここで紹介したのは、あくまで一般的なケアの考え方です。ニキビの状態には個人差があり、炎症が強い場合や、跡が気になる場合、長く続く・繰り返す場合は、セルフケアだけで抱え込まず、皮膚科で相談するのが確実です。新しい化粧品はパッチテストをしてから使い、赤み・かゆみ・痛みなどの異常を感じたらすぐに中止してください。力を入れることより、刺激を減らして基本を続けることが、毛穴・ニキビケアでは遠回りに見えて着実な進め方です。

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